内見物件の購入を見送り③ 高額転売用物件だった

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大阪市で投資用の中古戸建を探しているポポロウです。

新物件を探してはや3ヶ月になりましたが購入できていません…。

2022年9月、別物件の現地調査をしている時の仲介業者さんから紹介頂きました。

実質利回り12.46%リフォーム済で奇麗だったため買う気満々でした。

しかし、調べたところ転売用物件だと判明し購入を見送りました。

物件情報

  • 場所:大阪市内で都心近郊(都心ではない)
  • 立地:悪い。駅までバスで25分
  • 築年数:築38年
  • 延床面積:105㎡
  • 売値:1300万円 ➡ 指値:1200万円予定
  • 備考1:立派な車庫がある
  • 備考2:リフォーム済
  • 備考3:来月入居予定のオーナーチェンジ物件
  • 家賃:13.5万円(入居予定の家賃)
  • 表面利回り:13.50%(指値1200万円想定)
  • 実質利回り:12.46%(指値1200万円想定)

メリットデメリット

メリット
  • 実質利回り12.46%で高い
  • 家賃が13.5万円で高い
  • オーナーチェンジ物件で入居者募集が不要
  • 広く立派な車庫があり、立地の悪さをカバーし家賃を上げている
  • リフォーム済みで奇麗
  • 修繕費が不要
デメリット
  • 1200万円の現金購入のため所持金が半分以上がなくなる
  • 家賃13.5万円は高すぎると感じる(周辺の相場は10万円いけば良い方)
  • 入居予定者が男性2名で同じ会社の人とのこと⇒すぐに解約されそう
  • 立地が悪い(最寄り駅までバスで25分)
  • 階段の幅が狭い
  • 窓の建付け悪い
  • 工場が近くにあり駆動音が聞こえる
  • 分電盤が20A

懸念点も多くありましたが、指値1200万円を申請して通れば購入しようと思っていました。

3ヶ月探しても購入できていなかったせいか買いたい病にかかっていた可能性があります。「買わないといけない」というあせりが強かったです。

転売用物件と判明

現地調査後に

「買う意欲は高いです。いったん利回りを計算して、翌日連絡します。」

と仲介業者さんに伝え、帰宅後に物件について調べていきました。

その結果、この物件は半年前に500万円で売買成約されていることが分かりました。

どうやら売主様は最初から転売目的で本物件を購入しているようです。

売主様の利益を考えますと👇

本物件を500万円で購入し、リフォーム(想定300万円し、1300万円で売却しようとしています。

うまくいけば半年で利益は500万円ですね。良い商売をされています。

売主様の利益

1300 – ( 500 + 300 ) = 500万円

転売用物件と分かると買う気はなくなり、本物件の購入は見送りました。

転売用物件はリフォームに対する不信感が残ります。

外見だけ奇麗にみえても、すぐに劣化する安物の材質や工事をしているのでは?と。

まとめ

今回の現地調査は勉強になりました。

買いたい病で焦ってはいけませんし、大家業の本質を忘れてもいけません。

売主様を見習って

リフォーム済みの奇麗な物件を購入するのではなく

リフォーム前の物件を安く購入して

自分でリフォームして物件の資産価値を高めるべき

大家業を始めた初心はこれでした。

初心忘るべからず。

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