第2種電気工事士の独学合格体験記【技能】

2023年上期の第2種電気工事士の技能試験に合格しました。独学での勉強内容を紹介します。

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第2種電気工事士の独学合格体験記【筆記】


かかった費用(約47,000円)

技能試験ではテキストの他に工具、器具、部材が必要です。これらを揃えるのに4,7000円かかりました。

■参考書: 2,090円
2023年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付

■工具:約17,000円
ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット P-958ストリッパー P-77圧着工具 合格シリーズ付属 DK-17+便利ツール3種

■器具・電線セット2回分:約28,000円
ホーザン(HOZAN) 第二種電気工事士技能試験 練習用部材 DK-52 2回セット ハンドブック付

参考書
参考書の中身は公表問題13問の解説
工具
合格マルチツール(あると便利)
器具
部材:電線セット

勉強時間(1ヶ月)

勉強時間は1日3時間を1ヶ月ほど。

候補問題13問を2周しました。

技能試験は実際に電気工作をします。電気技術者試験センターが事前に公表している候補問題13問の中の1問が出題されます。40分以内に配線図や指示条件の通りに電気工作をします。欠陥がひとつでもあると不合格です。欠陥のない100点満点で合格です。

勉強内容(動画視聴、実習)

勉強内容はインプットは動画視聴、アウトプットは公表問題の実習です。

日本エネルギー管理センター西山先生のYouTube動画

日本エネルギー管理センター事務局の西山先生の講義がYouTubeで視聴できます。必要な知識はこれを視聴するだけで大丈夫です。

■西山先生の公表問題No1~No13の作業解説👇

■西山先生の公表問題No1~No13の複線図解説👇

■西山先生の「やさしく学ぶ電気工事士」シリーズから抜粋👇
50 被覆の剥ぎ取り
51 ランプレセプタクルの輪作り
52 露出形コンセントの輪作り
52 引っ掛けシーリング Remake
54 ブレーカーと端子台
55 トリプルスイッチ(公表問題No,1)
56 スイッチ・スイッチ・コンセント(公表問題No,5)
57 パイロット・スイッチ・コンセント(公表問題No,10)
58 電線の接続

上記の講座視聴でインプットは十分です。次は実習です。

候補問題13問の実習(2周)

工具や部材を購入して、実習する必要があります。試験時間は40分です。40分以内に工作を完了しなければいけません。

私は候補問題13問を2周しました。

1周目は40分以内に終われませんでしたが、2周目からはスピードアップして時間内に完了できるようになりました。

公表13問にかかった時間(単位:分)
問題 No12345678910111213
1回目(分)65425037482863403029353734
2回目(分)35303328312732293028263824

最終的に30分前後で完成するように仕上げました。

作業スピードアップを試行錯誤した結果、以下手順で実行しています👇

  1. 複線図の書き込み
    (西山先生の教えは「複線図は書かない」ですが、混乱するので書くようにしました。)
  2. ケーブルの寸法を測り切り出し
    (寸法を先に切り出すことでスピードアップ。ただ、慣れておかないと混乱しがち。)
  3. 各パーツを作成
    (例:外装剥ぎ取り、被覆剥ぎ取り、ランプレ等に接続)
  4. リングスリーブや差し込みコネクタで結線

隙間時間の練習(ランプレ、剥ぎ取り、複線図)

隙間時間に以下を反復練習しました。澱みなくできることで確実にスピードアップします👇

  • ランプレの輪作り
  • ケーブル外装、被覆の剥ぎ取り
  • 複線図の作成と作業イメージ

■ランプレの輪作り👇

ランプレの反復練習

■ケーブル外装の剥ぎ取り、被覆の剥ぎ取り👇

端材で剝ぎ取り練習

■複線図の作成と作業イメージ👇

複線図を澱みなく書けるように👇

ケーブルの切り出し寸法を書き出し、各パーツの作成する順番を決定👇

成果物をTwitter公開

独りでやっているとダレてくるのでTwitterに公開してやる気を保ちました。

試験直前の仕上がり

試験直前の仕上がり👇

  • ランプレ接続が3分以内にできる
  • 外装、被覆の剥ぎ取りがスムーズにできる
  • 全13問の複線図を3分以内に書ける
  • 全13問のケーブル切り出しがイメージできる
  • 全13問を30分前後で完成できる

2023/7/23に技能試験を受けてきました。試験会場は大和大学(大阪府吹田市)でNo8が出題されました。

試験会場では試験開始前に問題用紙が配布されます。問題用紙から透けて見える配線図と材料から候補問題が予想できました。試験開始前に、寸法の切り出し、パーツの作成順序を組み立てることができました。試験開始は落ち着いてゆっくりとイメージ通りにするように努めました。

技能試験は、練習を2周すれば合格します!頑張ってください!

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