ビニール袋で粉漆喰を練り混ぜる方法を紹介します。
高価な撹拌機(かくはんき)やバケツを使用しないため費用が安く、粉が舞い上がりにくいメリットがあります。
用意するもの
- 粉漆喰(畑中産業 大和しっくい 20kg)
- 水(水道水で十分)
- 厚手のビニール袋(45L以上 & 厚さ0.05mm以上)
- 計量カップ(大きめなもの)
- おたま(100均ので十分)
- 軍手
- マスク
- 防塵ゴーグル(無くても良い)
👆上記のもので漆喰を練り混ぜできます。
大和しっくいの水量
安価で有名な大和しっくいの水量について紹介します。
大和しっくいに混ぜる水量は、メーカーの公式ページに漆喰20kgに対して水12Lと記載されています。
しかし、計量器がないと重さを測れません。このためだけに2000円くらいする計量器を購入するのはもったいないので、体積で測る方法を紹介します。計量器がなくても計量カップがあればOKです。
大和しっくいは、だいたい重さ1kgに対して体積1.7Lあります。これを表にまとめると👇
漆喰(体積) | 水(体積) |
5000ml | 1764.70ml |
4000ml | 1411.76ml |
3000ml | 1058.82ml |
2000ml | 705.88ml |
1000ml | 352.94ml |
900ml | 317.64ml |
800ml | 282.35ml |
700ml | 247.05ml |
600ml | 211.76ml |
500ml | 176.47ml |
400ml | 141.17ml |
300ml | 105.88ml |
200ml | 70.58ml |
100ml | 35.29ml |
この表を参考にすれば計量カップだけで水量の配分が分かります。目安程度にご参考ください。
ただ、細かく書きましたが公式の水量にこだわる必要はありませんでした。自分が塗りやすいと思うところまで水を入れてOKです。水量が多くても少なくても、乾燥後のしっくいは同じように固まります。
大和しっくいの練り混ぜ
漆喰の練り混ぜ方法を紹介します。例として漆喰は大和しっくい、漆喰の量は5000mlに使用します。
袋に漆喰を5000ml入れます👇
水を1764ml袋に入れます👇
ムラがなくなるまで押しつぶします。15分くらいかかりました👇
かなり固めになりました。気温によって適正な水量が変わります。これは真夏の40℃くらいの時👇
このままだと硬すぎるので水を300ml足しました。硬さの調整は好みで実施して問題ありません👇
袋を絞って縛ります👇
袋の端を切り取ります👇
皿に盛ります👇
壁に漆喰を塗ります👇
まとめ
- 攪拌機は不要で、ビニール袋で練り混ぜできる
- 計量器は不要で、計量カップで代用できる
- 公式の水量にこだわらず、好みで配分をすればOK
コメント